古くは「下野国(しもつけのくに)」、または「野州(やしゅう)」と呼ばれた栃木県は、北関東に位置する内陸県(海なし県)です。面積は全国第20位で、関東地方では最大。東は茨城、西は群馬、南は埼玉、北は福島の各県に接しています。北部から西部にかけては那須・日光の山岳地帯で、世界的な観光地であり、国立公園にも指定されている日光をかかえるほか、那須・塩原・鬼怒川も温泉・スキーなどで多くの観光客を集めています。県央から県南にかけては広大な関東平野が広がり、鬼怒川と渡良瀬川が悠々と流れています。県庁所在地はほぼ県の中央に位置する宇都宮市。東京からの距離は約90kmで、新幹線で約50分。人口46万人を数える、北関東最大の都市です。県南地区は東京からの通勤圏にも入っています。
気候は、内陸部ならではの、夏は暑く冬は寒いという特徴を持ちます。平野部では夏になると雷が多く発生し、他県から来た人々を驚かせます。その地の利(?)を生かして、宇都宮大学の工学部では、雷の研究もさかんにおこなわれています。
栃木県の県民性は、なんといっても保守的なこと。ぶっきらぼうでとっつきにくい一面を持つかわり、鈍重ともいえるほどの粘り強さを備えています。栃木県出身の有名人としては、古くは立松和平(作家)、ガッツ石松(元ボクサー)、渡辺貞夫(ジャズ・ミュージシャン)、森昌子(歌手)、大島弓子(漫画家)などが知られていましたが、近頃では大島美幸(森三中)、カヒミ・カリィ(ミュージシャン)など、旧来のイメージにあてはまらないタイプも増えつつあるようです。また、真島茂樹(振付師)や、Winnyの開発者である金子勇(プログラマー)も出身者です。